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改行コードをbr要素に置き換える
テキストに含まれる改行コードをHTMLの改行タグであるbr要素に置き換える方法について解説します。
この記事のポイント
- JavaScriptの正規表現でテキストにある改行(改行コード)を探すときは「\n」 を探す
- 改行(改行コード)をbr要素に置き換えるときは正規表現のreplaceメソッドを使う
テキストにある改行コードをHTMLでも改行されるようにする
テキストファイルから読み込んだ通常のテキストは、HTMLのページにそのまま挿入すると改行は反映されません。
改行を反映したいときは、テキストに含まれる改行(改行コード)をHTMLのbr要素に置き換えます。
以下の例では、Fetch APIでテキストファイル「test.txt」を読み込んで、テキスト中の改行をbr要素に置き換えてid属性「text_loading」を持つp要素に挿入します。
test.txt
Hello!
このテキストは、
改行を含んでいます。
JavaScriptコードは次のようになります。
JS コード例
fetch('/text/test.txt')
.then(response => response.text())
.then(text => {
// テキストを挿入するp要素を取得
const text_area = document.getElementById('text_loading');
// 改行(改行コード)をbr要素に置き換えて挿入
text_area.innerHTML = text.replace(/\n/g, '<br>');
});
Fetch APIで読み込んだテキストは変数textに入ります。
そして、このテキストを正規表現による置き換えを行うreplaceメソッドを実行して改行を置き換えます。
JavaScriptの正規表現でテキスト中の改行コードを検索するときは「\n」を探します。
併せて、全ての改行を置き換えるうための「g」フラグを指定します。
replaceメソッドによる置き換えを行ったテキストは、あらかじめ取得したp要素のinnerHTMLプロパティに挿入することでページに表示します。
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