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インプット
「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」をプレイした
タイムトラベルがテーマのSFアドベンチャー「Steins;Gate」をSteamでプレイした感想について書きます。ストーリーのネタバレはありません。
目次
SFアドベンチャーの傑作
本作は非常に有名な作品で、ゲームをプレイしたことがない方でも一度は耳にしたことがある作品かもしれません。
スピンオフを含めたシリーズ作品が出ていたり、アニメ(TVシリーズ、劇場版)にもなっています。
僕のSteins;Gateの入り口はアニメ版でした。
2018年頃、Netflixで配信されていた「Steins;Gate」「劇場版Steins;Gate負荷領域のデジャヴ」「Steins;Gate 0」を観て、ストーリーが本当によくできていて感動し、ずっと印象に残ってました。
(タイムトラベルものに目覚めたきっかけになる作品でもありました)
いずれ原作のゲームもプレイしたいとずっと思っていたところ、2020年のGWに「Steam」というPCゲームのプラットフォームでたまたまセールしていたところを発見。
これは今やるしかないと思い購入しました。
プレイした感想
本作は主人公がタイムトラベルをすることによって、理想の未来に辿り着くことを目指す物語です。
プレイヤーが操作できるのは主人公の携帯電話(2009年なのでガラケー)のみ。
着信するメールや電話への対応次第でストーリーの展開が変わっていきます。
なので、同じルートを何度か繰り返すこともしばしば。
「また同じルートに進んじゃうんだろうなあ…」
という諦めの気持ちと、主人公が何度もタイムリープすることが重なります。
だからこそ、繰り返す現実への虚無感とか、起こることに対して共感できてしまう。
正直、進めるのも段々と辛くなってくる…。
そんな想いが積み重なった先に、いつもと違うわずかな現実に気付く。
そこから少しずつ開けていく目指す未来の可能性。
(涼宮ハルヒ作品をご存知の方は、エンドレスループ中の長門有希を想像すると分かりやすいかもしれません)
プレイヤーである自分はタイムトラベルできませんが、主人公の気持ちには強く共感することができます。
本当に、プレイできる人生で良かったと心から思える作品でした。
タイムトラベルものが好きだったら絶対に楽しめる作品
プレイしていた期間は非常に長くて5月24日から7月16日までと約2ヶ月かかりました。
プレイ時間は全体で98時間でした。
な、長い…。
内容がめちゃくちゃ面白いのにここまで長く楽しめるとは思っていなかったので、コスパも半端ないです。
アドベンチャーゲームなので、セリフは音声もありますがテキストを読む時間が必然的に長くなります。
もし読むのが苦にならない人であれば、本作は掛け値なく買って絶対に損はしない、勝利が約束されたゲームです。
「Steins;Gate」は本作を含めて以下のシリーズ作品が出ています。
- Steins;Gate(本編)
- Steins;Gate 比翼恋理のだーりん
- Steins;Gate 変移空間のオクテット
- Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム
- Steins;Gate 0
- Steins;Gate ELITE
2018年に発売された「Steins;Gate ELITE」は本編にアニメーションの動きをつけたリメイク版にあたり、ストーリー自体は本編とほぼ同じです。(ガラケーがスマホになってたりといった違いはあります)
動きがあって感動しますが、個人的には本編の方が秋葉原のディープな雰囲気が出ていて気に入っています。
ELITEはストーリー全体を1つのアニメーションとして楽しめる良さがありますが、やり込み要素は本編の方が充実しています。
ちなみに僕は本編の他に「Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム」「Steins;Gate 0」「Steins;Gate ELITE」をプレイしました。
本編がルーツにあたるので一番印象に残っていますが、どれもストーリーがよく練られていたり作りが丁寧で名作揃いだと思います。
また、本編は2009年当時ですがリアルな秋葉原が舞台になっているので「ラジオ会館」「牛丼サンボ」「キッチンジロー」など知る人ぞ知る場所が登場します。
自分もつい秋葉原に行きたくなってしまうのも魅力の1つ。
秋葉原に行ったことがある人は「ここ知ってる!」という場所も出てくるかもしれません。
最後になりますが、もしSteamでプレイされる方がいたら友達になっていただけると嬉しいです。
アカウント名は「GRAYCODE」です。
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