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文字列の先頭、末尾にある空白を取り除く
文字列の先頭や末尾にあるスペース、タブ、改行を取り除く方法について解説します。
この記事のポイント
- Stringオブジェクトの標準メソッドであるtrimメソッドを使う
- 文字列の中にある空白は除去できない
- 先頭の空白のみ取り除くときはtrimStartメソッド、末尾はtrimEndメソッドを使う
目次
文字列の先頭と末尾にある空白を取り除く
Stringオブジェクトが標準で用意しているtrimメソッドを使うと、文字列の先頭と末尾にあるスペース(半角/全角)、タブ、改行を取り除くことができます。
trimメソッドを実行すると、空白を取り除いた文字列を返します。
JS コード例
// スペースを取り除く
let string1 = ' cat ';
console.log(string1.trim()); // 'cat'
// 改行を取り除く
let string2 = '\ncat';
console.log(string2.trim()); // 'cat'
// タブを取り除く
let string3 = '\tcat';
console.log(string3.trim()); // 'cat'
// スペース、改行、タブを全て取り除く
let string4 = '\tcat \n';
console.log(string4.trim()); // 'cat'
// 文字列の中にあるスペースや改行は取り除かれない
let string5 = 'I like cat.\nBut I don\'t like mouse.';
console.log(string5.trim());
// 'I like cat.
// But I don't like mouse.'
最後のstring5のように文字列の中にある空白については、trimメソッドで除去することはできません。
先頭か末尾のいずれかにある空白を取り除く
trimメソッドは文字列の先頭、末尾に空白があったらどちらも取り除きますが、もし「先頭だけ」や「末尾だけ」で十分な場合は、姉妹メソッドのtrimStartメソッドとtrimEndメソッドを使うことができます。
JS コード例
let string1 = ' cat ';
// 先頭の空白のみ取り除く
console.log(string1.trimStart()); // 'cat '
// 末尾の空白のみ取り除く
console.log(string1.trimEnd()); // ' cat'
この2つのメソッドもtrimメソッドと同様に、空白を取り除いた後の文字列を返します。
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