プログラミングPHP 第3版
出版社:オライリージャパン(2014/03/25)
形式:単行本
PHPプログラミング
最終更新日:
公開日:
入門
当サイトでは書籍がなくてもPHPプログラミングを学習できることを目指していますが、紙やKindleなどの書籍で体系的に学びたい方も多いと思います。そこで今回は、効率良く学習できたり、手元に置いておくと辞書として活用できるようなオススメの書籍を紹介します。
まずは、PHPプログラミングをする上でとりあえず持っておいて間違いのないものから紹介します。
プログラミング言語の解説本として定評のある、オライリーから出版されている本書。
PHPの基本的な書き方・構文について丁寧に解説されていることと、PHPプログラミングで出来ることの網羅性を兼ね備えています。
サーバー上での設定方法についてなど細かい部分にも触れていて、困った時に手元にあると心強いです。
そして、文字通り「辞書」として使える1冊を紹介。
逆引きと書かれている通り「やりたいこと」という目的で絞って、どんなコードを書けば良いかがすぐ分かるので非常に便利。
入門者向けといっても、PHP以外の言語でのプログラミング経験があるか、ないかで学習アプローチは異なると思います。そこで、ここからは経験者、未経験者に分けて紹介していきます。
プログラミング経験者で、ifやswitchなどの条件分岐、whileやforなどのループ処理に慣れている方がPHPを効率的に学べる1冊はこちら。
本書はPHPプログラミングの基礎から応用まで解説していますが、細かく丁寧にというよりもポイントを押さえることにフォーカスしています。本のページ数も178ページと、他の書籍に比べると少なめ。そのため、プログラミング言語共通の考え方を知っていないと少し分かりづらい部分があるように思います。
プログラミング経験者にとっては、PHPの扱い方を素早く体型的に学ぶには近道になる1冊です。
プログラミング未経験者がPHPを体型的に学ぶには、次の1冊がオススメ。
PHPというプログラミング言語について丁寧に解説している点では先述の「PHPプログラミング 第3版」と同様です。
本書の良いところは、フレームワークの作り方を解説している点。PHPには様々な開発用フレームワークがありますが、本書では基本的な機能を持つフレームワークを自作していきます。この自作を通して、PHPプログラミングに慣れるだけでなく、サーバー側の処理の流れも学ぶことができて非常に有益です。
上記の書籍で一通り基礎を抑えたら、次はセキュリティの基礎を学ぶことをオススメ。
本書は技術書としては珍しく非常に薄いですが、セキュリティのエッセンスがギュッと凝縮されていて一読の価値があります。出版日も2006年と10年も前の本意も関わらず、セキュリティ対策に必要な知識・コードは一通り網羅。今でも十分ベースの知識として活かせる内容です。
最後に、書籍はPHPプログラミングを自分のペースで体系的に学ぶことについては適していますが、発行した時点での情報を掲載しているため、どうしても最新情報をキャッチアップすることは難しいです。そのため、書籍で基本的な知識を習得した後には、Webベースで情報を仕入れる要があります。
「php.net」という公式サイトはもちろん、当サイトでも内容を随時更新していくのでチェックしてみてください。
コメントありがとうございます!
運営の参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
もしよろしければ、あわせてフィードバックや要望などをご入力ください。