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食べ物を落とした時の3秒ルールは本当?
食べ物を床に落としてしまったときのお馴染み「3秒ルール」。2016.11.01号のNewsweek(日本版)で、そのことに関する面白い記事があったのでご紹介します。
目次
科学的な検証
いつ知ったのか、何を根拠に言ってるのかわからないけど、不思議と信じてしまう3秒ルール。確かに食べ物をうっかり床に落としてしまっても、すぐ拾って「ふー」したり洗えば大丈夫そうという感じがします。
そこで2016.11.01号のNewsweeks(日本版)の中に、海外のとある医療機関が家や職場などの様々なシーンを想定し、食べ物を床に落として菌がどのぐらい付着するかを想定した試験の内容が書かれています。3秒、5秒、10秒、30秒、1分と経過したのちに、どれだけの菌が付着するのか。興味深いですね。
科学的な検証の結果としては、3秒ルールはある程度信じても問題なさそうとのこと。確かに、3秒と短い間でも菌が付着することは間違いないのですが、付着する量が少ない。まあ「少ない」だけなんですけどね…笑
床の種類にもよりますが、職場でよく使われているフラットなコンクリートなどの硬い床、もしくはカーペットなどの起毛素材のものが敷かれた状態だと菌が付着しづらいようです。雑居ビルでもよくカーペットに似た起毛のものが敷かれていることが多いと思うので、多くの時間を過ごす職場が比較的大丈夫な部類に入っているのは嬉しいところ。菌以外のゴミが着きそうですけどね。
逆にステンレスの床、木の床は菌が付着しやすい結果とのこと。
個人的には、お菓子とか頻繁に落とすので嬉しい結果でした。潔癖症でも無いので、床に落としても可能な限り迅速にピックアップして、いつも通り食べてしまおうと思います。でも冷静に考えると、3秒って結構シビアだなぁ。
今回の結果は落としても食べる派、食べない派の双方が「やっぱりか!」と納得できる内容のように思います。
「食べない派」の方は、心配している床には「菌」がいるから汚い、もしくは危ないという見解だと思いますが、今回の結果で例え数秒だったとしても菌は確実に付着することがわかりました。やはり気になるなら、落としたものは口にしないに限る。
一方で僕と同じように、落としても「ふー」とか洗えば大丈夫という方は、迅速に床から回収できた場合に限り口にしても危険な可能性は低そうです。
一応大事なので繰り返します。危険な可能性は低い。
より詳しくは、本誌をチェックしてみてください。
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