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働き方

働く場所について考えてみる

働く場所について考えてみる

フリーランスで、しかもWEB制作となるとよく言われるのが「PC一台あれば、どこでも仕事できるね!」ということ。まあ理論上は確かにそうなのですが、実際にやってみると捗るときもあれば、逆に厳しいところもあります。
今回は自身の体験をもとに、「働くのに適した場所はどこか」を考えていきます。

目次

仕事をするにあたって必要なもの

僕はフリーランスでWeb制作を行っているので、とりあえずPCが無ければ話になりません。
併せてネット環境も非常に重要。
最近はテザリングも使えますが、すぐ低速帯域に制限されるのでまだ難しいな…という印象。
Wi-fiは大切なパートナー。

それ以外は、基本的に「場所」があれば一応理論上は作業できることになります。
このような前提条件のもと、次のような場所で実際に仕事をしてみてどうだったか、メリット/デメリットを挙げながら比較していきます。

自宅

まず活動拠点となる自宅から。

メリット

  • 移動時間0
  • 作業環境が快適
  • 飲食代、交通費などの出費が掛からない

デメリット

  • 緊張感がないので気が緩みやすい
  • 他のことに気を取られがち

最大のメリットは移動時間がないので、作業に充てられる時間が多くなり大変効率的ということ。
作業環境もネットが繋がりやすく、大型ディスプレイや飲食も自由など非常に快適です。
自分に取ってベストな環境を構築できることも嬉しいポイント。

反面、やはり自宅である以上は目的意識を強く持たないと気が緩みがちです。
なので、環境が優れていても作業が捗らないことが多々あります。
これはかなり死活問題で、緊張感が非常に大切だと気づかされる、そんな場所でもあるわけです。
オフィスがあって、同じ場所で仲間とコミュニケーションを取る大切を身に染みて感じます。

取引先のオフィス

次に、取引先のオフィスで作業をする場合です。
もちろん、基本的にはその取引先との仕事を優先する形ですが、よく「好きに使って良いよ」と言って頂ける場合もあります。(助かります…!!)

メリット

  • 緊張感を持って作業に没頭できる
  • ネットが繋がりやすい
  • 電気代がかからない
  • 人とコミュニケーションが取れる

デメリット

  • 取引先との仕事以外はやりづらい
  • あくまで「部外者」なので配慮は必要
  • 移動時間がかかる

やはり周りに人がいることが最大のメリット。
緊張感も保つことができ、ネット環境も快適なので作業が非常に捗ります。
都度、コミュニケーションが取れることも嬉しいですね。

ただやはり、自分が小心者ということもあって、全く関係のない仕事をその場を借りて進めるのは罪悪感があります。
なので、「今日は18時まで」など時間を区切って、基本的には取引先の仕事のみを進める形が主流です。
たまに本当に場所だけお借りする場合もあります。

邪魔になり過ぎないよう、あくまで「ほどほど」が良いです。

カフェ

最近メインになってきているのがここ。
先日、スタバのスタッフが素晴らしすぎるリスペクト記事を書きましたが、本当に快適。
僕の場合はカフェというと、ほぼスタバです。
週4、5回ぐらい行ってる。
顔見知りのスタッフに「またお前か」という顔をされます(笑)。

メリット

  • 移動時間が少ない
  • 集中できる
  • 気軽に利用できるので気分転換になる
  • 美味しいコーヒーが飲める

デメリット

  • 周りに自分以外のお客がいる
  • ネット回線が遅く、電源も繋げられない
  • 慣れてくると緊張感が緩む

自宅から近くであれば、移動時間が最小限となります。
ちょっとしたドライブのような感じ。
良い気分転換です。

また、イヤホンなどで音楽を聴きながら作業することができるので、自宅のように「1人空間」として集中しやすい環境です。
顔見知りのスタッフがいると軽くお話しできるので、ちょっとした息抜きにも最適。

当然ながら自分以外のお客もいるわけで、自分だけ長時間使って良いはずがありません。
混んできたら退散するなどの姿勢は大切。
あくまで「お店」であることを忘れないことが基本となります。

ネット回線は自分以外の方も使っているので、やはり遅い。
あと場所によりますが、僕の使っている場所は電源を挿せる場所がないので、基本的にはバッテリーのみで勝負です。
個人的にはバッテリーの範囲で作業すると「この時間でここまで進める」という区切りとなり丁度良いです。

それ以外は他人の目があるので、基本的に機密情報は扱うことができません。
メールの対応やローカル環境でのシステム構築作業、当ブログの更新がメインとなります。
セキュリティへの心掛けは忘れずに。

旅先のホテル

たまにやるのが1人合宿。
これは安藤美冬さんの著書「冒険に出よう」を参考に実践してみたものです。
僕の場合は観光とセットでやっていて、九州へ行ってホテルを借り、仕事と観光の時間と区切っています。

メリット

  • 新鮮な気持ちで作業できる
  • 室内は1人なので雑音が少ない

デメリット

  • 出費は大きい
  • ホテルによってはネット環境が悪い
  • 以外と集中できない

新しい環境ということもあり、とても新鮮な気持ちになります。
電源は問題なく繋げるので、バッテリーの心配もありません。

しかし当然ながら交通費、宿泊費など色々と出費が嵩みます。
気軽に多様はできません。
また、慣れてなさ過ぎるからか意外と集中できません。

なので、個人的にはあまり活用できない場所です。
性格によると思うので、人によってはかなり捗ることもあるのかも。

海外

上記のホテルは国内でしたら、次は海外の場合です。
作業する場所はホテルがメインとなりますが、現地の人の家やカフェ、大学などで一通り作業できるか試してみました。

メリット

  • 新鮮な気持ちで作業できる

デメリット

  • 精神的に集中しづらい
  • ネット環境が悪い
  • 移動時間が圧倒的に長い

国内の旅先ホテルと同様ですが、海外ではそれ以上に新鮮な気持ちでいることができます。
未知の場所。
ということもあって、やはり仕事メインよりも現地でしかできないことを優先するべき、という結論です。
仕事も全然捗りますが、ちょっと勿体ない。

行き慣れた快適な場所があれば話しは別ですが、基本的には海外では日本にいるときと同じ内容の仕事をするよりも、「旅先でしかできないこと」をベースに考えて行動するのが良いでしょう。

まとめ

結局どこが良いの?という話ですが、まず作業環境で言えば断然「自宅」です。
移動時間がかからないことも大きい。
しかしずっと自宅というのも気持ち的に緩みやすいので、1日ずっと自宅というわけではなくて別の場所へ移動して、気持ちのメリハリをつけてあげることが非常に重要ということを思い知るのでした。
合理的に詰め過ぎると返って効率が悪くなってしまうこともあるということかもしれません。

結論はメインを「自宅」。
ただずっと自宅は精神衛生上良くないので、積極的に外へ出てバランスを取るべき。
ここまで書いておいて、月並な回答に行き着くのでした…。

上記以外にオススメの仕事場がありましたら教えてくださいね!
僕ももっと試行錯誤して、また共有したいと思います。

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