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「近づくな、入るな!」は嘘!”就活塾”への誤った評判

「近づくな、入るな!」は嘘!”就活塾”への誤った評判

テレビ朝日で木曜21時からやっている「就活家族」。このドラマの影響があってか、世間では就活塾に対して誤ったイメージを持ってしまっている方が増えているように感じます。以前から就活塾を運営する企業からWeb周りの依頼を受けることがある自分が、就活塾は実際にどういう場所なのかを書いてみます。

目次

就活塾への誤ったイメージが広がっている

今やってるドラマ、「就活家族」はこちら

就活家族 – テレビ朝日

少しだけ観たのですが、いやぁ就活塾の学生を搾取っぷりがあからさまで酷い。今時こんな分かりやすい悪徳商法に学生が騙されるのか疑問です。

視聴率は毎回10%前後なので、そんなヒットしている感じでもないのです。ただ、テレビの影響力は大きいし、あまり認知度の高くない就活塾なので、こういうドラマで誤ったイメージを持たれると結構しんどいと思います。

あっちゃん(前田敦子)は可愛いですけどね。でもそれとこれとは話しが別。

と思って「就活塾」で検索すると、このような煽りまくってる記事がトップに出てきます。
近づくな、入るな!”就活塾”の危なすぎる実態 – 東洋経済ONLINE

ドラマもこの記事に書いてある就活塾を元にして設定しただろって感じしますね。ブラック過ぎてやばい。

ここで、自分の立場についてもちょっと紹介しておきます。僕は個人事業でWeb制作やシステム周りの仕事を受けていますが、就活塾「内定塾」さんのWeb周りのサポートを行っています。

デザイン制作から携わったWebサイト

なので、自分が「学生」としてサービスを受けた経験自体はありませんが、仕事柄そこへ通う学生さんに接する機会はあり、その様子から本記事を書いています。そのため、あくまで内定塾さんの場合であり、他の就活塾についてはよく知りません。また、ここでは売り込み目的ではないにせよ、多少のバイアスが掛かっていることは予めご了承ください。

ドラマとは正反対の誠実対応

では、実際に内定塾さんではどうなのか。ドラマのやばいポイントと照らし合わせながら1つずつみていきます。

強制課金・勧誘はない

基本的には入塾料のみ。20万円弱と一見高額ですが、入塾後は大学卒業まで各種サポートを受けることができます。例えば3年の早い時期に入塾したとすると、4年の夏〜秋ぐらいに就職先が決まることを想定したら約1年〜1年半はサポートを受けられる。そう考えると割高ではないと思います。

ドラマだと英語の勧誘がもろ脅迫まがいな感じでしたが、そのような勧誘は特にありません。入塾を考えている学生向けに各種無料セミナーが開催されていますが、ここでも勧誘はありません。講師の方が話すのは「学生の就活を取り巻く現状」と、塾のサポート内容のみ。セミナーによってはグループに分かれてディスカッションやらのワークショップもあります。

就活ノウハウだけじゃなく、「働く」ことに重点を置いて考える

就活塾と聞くと、エントリーシートや面接対策、インターンシップ対策をすると思いがち。確かにこれも準備の一環として必要ですが、内定塾さんではそもそも「なんでこの仕事にするのか?」という根本から一緒に考えていきます。

人生において、社会人として活動する時間は圧倒的に長いですよね。就職すると言っても、終身雇用なんて既に崩壊しているから転職も当たり前。となると、短期的には社会人のスタート地点である会社選びも大切ですが、長期的には「自分がどんな仕事をしていきたいか」を考えておくことも重要です。

もちろん最初から自分に向いた仕事がズバッと分かる訳はありません。それは社会人になって、経験とともに自分で手探りで探していくものでしょう。それでも、過去の自分の行いやらで適性をある程度絞っていくことはできます。その取っ掛かりを作れる場所でもあるのです。

選考のデータがめちゃくちゃ豊富

ここまで、小手先のテクニックを指南する場所だけじゃない、というニュアンスで言ってきましたが、とはいえ有用な選考データはめちゃくちゃあります。1つの企業でも様々な選考フローがあるのは普通で、それぞれの選考フローを経由して内定まで進んだ学生の情報がストックされています。全く同じ手が通用することはさすがに無いと思いますが、これらのデータを使わない手はないでしょう。

就活塾は就活版ライザップ

以上、自分が見てきたドラマとは全く違う就活塾の姿についてでした。これでも入塾料が高いと本当に思うでしょうか。

実際に、通っていた学生の満足度は非常に高いです。もちろん全員が第一志望の企業に行けるなんてことはありませんが、悔いのない就活をすることができたという点では共通しているように思います。

結果にコミットすることで有名な「ライザップ」が高くて厳しいように、就活においてもある種の「強制力」が必要な方は多いのではないでしょうか。中には「自分で出来るからそんなの不要!」という方もいると思いますが、強制力があった方がしっかり取り組めるって人の方が割合としては多いと思います。(そもそもライザップの方が高い)

社会人としての第一歩となる「就職」だからこそ失敗したくないですし、真面目に向き合う必要がある。だからこそ、素人として「0」からスタートするのではなく、多くのノウハウと実績を持ったプロのサポートを受けることで成功確率を上げる。そのために、就活塾を積極的に活用することは検討する価値が十分にあると個人的には思います。

僕の知るところでは内定塾さんだけですが、他にも就活塾はたくさんあります。検討するなら、必ず複数の塾の無料セミナーや説明会に参加して比較することをオススメします。

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