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清水富美加さんの出家騒動について思うこと vol.2

清水富美加さんの出家騒動について思うこと vol.2

出家騒動から1週間足らずですが、暴露本を急遽出版した清水富美加さんこと千眼美子(せんげん よしこ)さん。清水さんについて2度も記事を書くとは思いませんでしたが続編。

驚異の速さで出版された暴露本

今月の12日に「幸福の科学」への出家と、芸能界引退を発表した清水富美加さん。それから一週間足らずで、法名「千眼美子(せんげん・よしこ)」として初の著書である「全部、言っちゃうね。 〜本名・清水富美加、今日、出家しまする。〜」を出版・発売しました。

「はやっ!!」と思った方は僕だけじゃないはず。まともにやって1週間で発刊できるわけないので、当然ながら以前から計画されていたことでしょう。出版社も幸福の科学なので、そう考えるのが妥当です。

発表当初は本人を応援したい気持ちが強く、今回の書籍も出版を知った時は手に取ろうと思っていました。でも、やめました。

次第に気持ち悪さが募っていったからなのですが、今回はその理由について。
※先に申しておきますが、宗教を批判する意図は一切ありません。

理由その1 本当に伝えたいことなの?という疑問

一番気になったのがこれ。本人が先日ツイートしていた、「消されたくない真実」を正直に書き綴ったという今回の書籍ですが、これ本当に「紙の書籍」という媒体で伝えたいと思ったの??という疑問。本人もしっかりツイートしてます。

ぶっちゃけ、消されたくない真実なら、差し止められる可能性のある「紙の本」なんて媒体を選ばないでしょ。そもそも、お金を払わなくても誰でも見れるように、本当に自分のアカウントならTwitterで普通にツイートすればいい。本当に本人なら。

ボリューム考えると全く収まらないならブログでいいじゃないですか。書籍を出版する用意があったぐらいなら、自分のサイトを立ち上げて、真実を発信する場所を作ることだってできたはず。紙の本よりもネットの方が拡散する力があるし、差し止められる可能性もずっと低い。

今後用意されると思いますが、Kindleとかの電子書籍もありません。今のところ紙の本だけ。

改めて問いたい。
それ、本当に真実を伝えたいんですか?

理由その2 出版元が信用できない

Amazonで「清水富美加」というワードで検索したところ、このような本がヒットしました。

こちらも同じく「幸福の科学出版」。
まあこれだけだったら出家先なのでまだしも、ほぼ同じタイミングでこのような書籍を発売しています。

一瞬、「あ、星野源さんも幸福の科学の信者だったのか」と思いましたが、どうやら違うらしい。というよりもこちらの書籍、本人とは一切関係無くに出版されているようです。

これありなの…??普通に勘違いすると思いますが。さらに、他にも著名人を取り上げた書籍を多数発行しているようです。

本人の迷惑を考えず、平気でこういうことをしている訳です。そんな組織を信じろってちょっと無理でしょう。

ここまで公表された部分をまとめると、「組織ぐるみの商売」という感が拭えません。
はっきり言って、気持ち悪い。

このような理由から、今回の書籍を手に取ることは見送りました。

しつこいですが、ツイッターが本当に本人のアカウントであるかは不明です。組織的な「なりすまし」の可能性は捨てきれず、もしそうだとしたら、まだ本人を応援できる気持ちはあります。しかし本当に本人が自発的に発信しているのだとしたら、僕は全く応援できません。さようなら。

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