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コーヒー
コーヒーの味の違いを探る:パイクプレイス® ロースト
ほぼ毎日飲んでいるコーヒーと、しっかり向き合うための記録。今回はスターバックスの「パイクプレイス® ロースト」という豆について。
違いの分からない男
突然ですが、コーヒーの味が分かりません。いや、コーヒー豆の違いが分からないと書いた方が正しいですね。
コーヒー自体の味はもちろん分かるのですが、産地、煎り具合、ブレンドなど様々なパターンのあるコーヒー豆ですが、その違いが全くもって分かりません。それでもコーヒーは大好きで、ほぼ毎日のように飲んでいます。自宅でも、スタバでも、その他の飲食店でも。
そこで最近思うのが、コーヒー豆の違いを知りたいということ。違いを知って、その日の気分に合わせて淹れるコーヒーを能動的に選ぶことができたら、きっともっと楽しくなるはず。
まずは日頃からお世話になっているスターバックスの豆を使い、色々と飲んでみてその違いを探ることから始めることにしました。
目指すは「コーヒー豆の違いが分かる男」。
ちなみに、基本的にはブラックで飲みます。仕事をする時、もしくはこうしてブログの記事を書いている時に飲むことが多いので、シャキッとしたいからです。でもたまにブラックに飽きて、ミルク入れたりはします。甘いコーヒーは苦手なので、砂糖は絶対入れません。
パイクプレイス® ローストについて
コーヒーの味を知ろうということで、最初に手に入れたコーヒー豆はお馴染みスターバックスの「パイクプレイスロースト」。スタバのパートナーの方にも相談に乗っていただき、まずはベーシックなコーヒー豆から始めることにし、こちらの豆に決まりました。
まずはSTARBUCKS COFFEE PASSPORTのパイクプレイスローストのページを開き、このコーヒー豆がどんな特徴があるのかを読んでみます。
ココアや煎ったナッツのようなほのかな香ばしさに、バランスのとれたなめらかな口あたりが特徴のコーヒー。一日を通して、また毎日でもお楽しみいただけます。
STARBUCKS COFFEE PASSPORT P.42より引用
- コク – MEDIUM(ほどよい)
- 酸味 – MEDIUM(ほどよい)
- 加工法 – 水洗式
- 生産地 – ラテンアメリカ
- 風味のキーワード – SMOOTH、BALANCED
- 相性の良い風味 – ナッツ、チョコレート、シナモン
STARBUCKS COFFEE PASSPORT P.42より引用
なるほど、ココアとナッツの香りがするのか。
早速、フレンチプレスで淹れてみます。
コーヒーのテイスティングについても、COFFEE PASSPORTに記載されたステップで進めてみます。
- 1. 香りをかぐ
- 2. コーヒーをすする
- 3. 口の中全体にコーヒーを広げ、風味を感じる
果たして、「ココア」や「ナッツ」はいるのか…!?
ズズ…
(いない…!!)
美味しい。めちゃくちゃ美味しい。
でもあくまで「美味しいコーヒー」だ。パイクプレイスローストらしさが、いまいち分かりません。
ブラックだけでなく、牛乳を淹れてみたりもしました。
一通り飲んでみて、感じたことをCOFFEE PASSPORTに書いていきます。
- 少しスモーキーな香り。
- やや酸味を感じるけど、強くはない。
- 癖を感じない。「ザ・コーヒー」という感じ。
- COFFEE PASSPORTに書いてある「ココア」や「ナッツ」は今のところ出てこない。本当にいるのか!?
- 少量の牛乳を入れると、より飲みやすい。
- バランスの良いコーヒーかも。以前アラスカで買ってきたコーヒー豆は牛乳を入れると後味が悪くなったけど、この豆は後味がスッキリしているから不快感がない。
頑張って捻り出した感想はこのぐらいです。本当に思うのは「癖のない、美味しいコーヒー」でした。
コーヒー豆の特徴を掴むって意味ではやや未達成感ありますが、今回の一番の収穫は「豆と水の分量を守れば、飲食店(喫茶店も含めて)で出てくるコーヒーよりも断然美味しいコーヒーが自分でも淹れられる」ということ。今までは豆や水の分量は適当に入れていて、しかも鮮度とかも全く気にしていませんでした。でも今回からしっかり分量を量ってみたら、今までの淹れ方は明らかに薄いコーヒーを淹れていたことが分かったのです。そりゃ味も分からないわけだ…。
今回のコーヒー豆は先にも書いた通り、特徴があるというよりもバランスの取れたコーヒー豆でした。スタバの豆は煎り具合で「ブロンド」「ミディアム」「ダーク」の3段階があり、今回は真ん中の「ミディアム」。なので次回は「ブロンド」か「ダーク」の中から、少し癖のある分かりやすそうなコーヒー豆を選んでみようと思います。