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「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」を読んだ

本書は堀江貴文さん自身が発信しているメールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」から、「ビジネスモデル教えちゃいます塾」と、メルマガ読者からの質問に答える「Q&A」からコンテンツをピックアップして再編集し、ビジネスアイデアや働くことに対するヒントを凝縮した一冊です。

目次

本書の構成

冒頭で述べた通り、コンテンツのベースになっているのは著者自身が発信されているメルマガ内の2つのコンテンツですが、それらを次の5つのテーマに分けて構成されています。

  • 第1章 1980年以降に生まれた君へ
  • 第2章 ネット社会の向かう未来
  • 第3章 本気で金持ちになりたいか?
  • 第4章 本当に幸せなライフスタイルとは?
  • 第5章 ホリエモン出所後の日本を考える

各章ごとに「ビジネスモデル教えちゃいます塾」、「Q&A」、章末に西村博之さん(第1章)、夏野剛さん(第2章)、藤沢数希さん(第3章)、船曳建夫さん(第4章)、そして著者自身(第5章)の解説が収録されています。

読んでみて感じたこと

まず、思考されているビジネスアイデアの数に驚きます。
著者自身が「ロジカルに物事を考察するなど、思考次第で、ビジネスを成功させて利益を出す方法は思いつくもの」(P.3引用)と言っている通り、身の回りにある様々なものも視点を変えたり、組み合わせたり、常識(当たり前)になっているようなこと見つめ直してみることで、実際にここまでアイデアが出てくるということを実践されています。

僕が上記のメッセージと、本書内の数々のアイデアを読んで感じたことは、本書に収録されているビジネスアイデアを自分なりに考えて実践するというよりも、自分自身が興味を持っていることにフォーカスして、「もっとこうだったら良いんじゃないか」とか、今まで不便に思っていたけど自分の慣れや工夫で我慢していた部分について、もっと考えるべきということ。
そして、とりあえず無駄に先のことばっか考えて思いとどまるよりも、動いてくことが大事ということ。形にするということ。

Q&Aの中で寄せられたある質問に対し、堀江さんが次のように答えていました。

正直言ってアイディアとか、あなたが生み出すものは誰でも生み出せるくらいのものだと私は思いますし、無価値だとも思う(P.133)

アイディアについては全くの同感でした。形になって、人にも使ってみていただいて「これ良いかも」と感じてもらえたときに、初めて価値があるものかな、て考えてます。

それよりも上の言葉が刺さったのは、僕自身がプログラミングをする側であるということ。
つまりアイディアがあるのなら、「じゃあ何でやってないの?」という話しなんですよね。
それは多分、いろいろと変なこと考えて無意識にブレーキをかけてしまっているから。単純に、動けてない自分に気がついてハッとしました。

今回この記事を書くにあたって本書を読み直したのですが、読了後に「アップデート版」が出ていることに気がつきました。
もし興味を持っている方の中でKindleを持っている方がいたら、ぜひアップデート版を読むことをお勧めします。

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