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「拝金」を読んだ

「拝金」を読んだ

本書は、実業家として有名な堀江貴文さんの小説。自身の経験を基に書かれた、リアルで説得力あるストーリーを楽しむことができる一冊です。

目次

あらすじ

主人公は20代フリーター、藤田優作。
かつてはミュージシャンや役者になろうと志していたが諦め、今では漫画喫茶でバイトをしつつ、暇な時間があれば寂れたゲーセンで時間を潰す毎日。
しかしある日、いつものゲーセンで明らかに場違いな雰囲気を醸し出すオッサンと出会う。
優作とオッサンはその後、少しずつ話すようになり、あるとき「今度飯でも行こうか」と誘われる。

オッサンとご飯を食べに行ってみたら、優作は今までに経験したことがない世界を垣間見ることに。
美味しいワイン、料理、スタイルが抜群で信じられないほど可愛い女の子と過ごす時間。
新しい世界に浸る爽快感と共に、オッサンとの格差を思い知らされる。
そして突然、オッサンから「金持ちにしてやろうか」と持ちかけられ、金持ちを目指すことに。

それから優作はアイデアを絞り出し、近くに住む友人と携帯向けゲームを作る会社を立ち上げる。
作ったものをオッサンに見せながら試行錯誤しつつ、ユーザーを増やして軌道に乗せ、ついに会社は上場。

優作の生活はフリーター時代から一変し、自身の欲望が赴くままなものになる。
一流企業やファンドの代表が集まる煌びやかなパーティ、贅沢な食事やワイン、好きなアイドルとのセックス。
オッサンに随時アドバイスをもらいながら、自身を広告塔にしてTV出演したり、企業を拡大するために大々的にM&Aを仕掛ていく。

最初はどこにでもいそうなフリーターの若者が、所謂「勝ち組」としての道をひた走り、自身の欲望を開放し、その先になにがあるかが描かれています。

先入観から持っていた「小説」という形への疑問

著者の本は今までに何冊か拝読していましたが、「小説」という形式は初めてでした。
なので正直に言うと、「小説」という形に疑問を持っていたのですが、読んでみたら良い意味で期待を裏切られました。
面白い!
導入からグッと引き込まれて、一気に読み切れてしまいます。

話の流れも自然で分かりやすく、文章の描写から、一つ一つのシーンをリアルに想像できます。

ストーリーから垣間見た自分の知らない世界

主人公の藤田優作がオッサンに導かれて知ることになる、自分の知らない世界。
「本当にこんな世界あるのか…」という、ある意味分かりやすい「お金持ちの道楽」を、優作と共に体感できたような気がします。

自身が思っていたより欲深いのか、美味しそうな食事や多くの女性とのテンヤワンヤにばかり目が行ってしまいました。
しかしその一方で、優作がオッサンのアドバイスに沿って、最初に200万円を受け取って起業するところから会社を成長させていく様が、非常に面白かったです。
僕自身が個人事業として活動していることもあって、次のオッサンのアドバイスは合点いきました。

ビジネスにビビりすぎだ。いいか、誰だってやり方さえ間違わなければ、年商1000万円の会社くらい簡単に作れるんだ。(「第3章 起業」より引用)

本書の面白いところは冒頭でも触れた通り、著者自身の体験がベースになっているところです。
なので、想像の世界では終らないから凄くリアル。
会社をガンガン大きくしていく流れの中の体験が、一つ一つ現実味があり重い。
だからこそ面白くて、爽快で、読んでいて「自分でも出来るんじゃないか」という気持ちがムクムクと湧いてくる。
著者の小説を書いた想いがダイレクトに伝わってきます。

この本を読めば、きっと誰もが突き抜けられる。そんな思いを込めながら、この小説をみなさんに発信します。(「あとがき」より引用)

とにかくやってみる

本書を読んで感じたことは、自分の知らない世界は確かに存在していて、それは今のままの自分では体験することができないということ。
どうせなら色々なこと経験したいし、そのために頑張るのはアリだな、と思います。
とにかく止まらずに行動していって、考えて、また行動して。
変に先のことばかり考えてネガティブにならずに、とにかくやる。
優作をみて、こんなことを考えつつ、モチベーションが湧いてきました。

著者に「ありがとう」としか言うことができない一冊です。

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