冒険に出よう
著者:安藤 美冬
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(2012/11/29)
形式:単行本(¥1,296)、Kindle(¥1,037)
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働き方
「働く」ということを考え直すため、やるべきことに集中するためにマイルールを考えてみます。
前職の会社から独立し、フリーランスとして働き始めて早くも2年が経とうとしています。
「WEB制作とはなにか」を1から考え直すために独立し、友人の繋がりやクラウドソーシングから、お仕事を頂けるようになりました。
主に法人向けのホームページ制作やシステム構築を、企画段階〜公開後の運用まで携わらせて頂き、少しずつ自分が理想とするWEB制作の形が見えてきた感じです。
その一方で、今の働き方に慣れてきてしまったこともあり、必死に動く時間が減るにつれて惰性の部分も出てきました。
ふと突然に興味の湧いたことに対しても、次のような思考が邪魔をします。
このままでも生活には困らない。
今忙しいから落ち着いたらにしよう。
このままでは、せっかくフリーランスになって自分の責任の範囲で自由に動けるはずなに、勝手にブレーキを掛けてしまって勿体ない。
このままだと、自分がなりたくない「つまらない人間」になってしまうじゃないか。
そんな葛藤をしていたこの頃ですが、非常に良い本に出会うことができました。
安藤美冬さんの著書「冒険に出よう」です。
こちらの書籍には著者自身の会社時代〜独立後の経緯、周囲の人に「自分」という存在を知ってもらうためのセルフブランディング方法、自分らしく働くための方法などが書かれています。
今の自分に必要な内容がモリモリで参考にさせて頂きました。
中でもマイルールを決める部分にピンときたので早速実行することに。
(本書の「CAPTER2 自分の可能性を広げる」の「1 マイルールを定めて実行する」と、「CAPTER5 自分らしく働く」の「1 やらないことを明確にする」の部分は特に参考にさせて頂きました)
以上の経緯があり、「働くこと」の意味を改めて考え直すことも含めて、マイルールを決めた上で活動していくことにしました。
フリーランスにとって平日、休日は関係ありません。当然祝日も(笑)。
この「自分の決めた時間は仕事の時間」というのは、時間の使い方を曖昧にする危険もあります。
また、ずーっと仕事しているよりも、休むところはしっかり休んだ方が良い仕事に繋がるというのが持論です。
1つ目のルールと似ていますが、つい削ってしまいがちな睡眠時間。
時には踏ん張って仕事を終わらせることも大事ですが、普段はしっかり睡眠をとり、ベストパフォーマンスを出せる状態にしておくための大切なルールです。
健康を維持する意味もあります。
本の内容ともろに被っていますが(笑)。
ここでいう営業とは売り込みのための「飛び込み」やテレアポはもちろん、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングまでを含みます。
いわゆる
プッシュ型の営業ですが、同じことをしている方も多くいるため、自分の強みを主張しても中々伝わり難いものなのかと思います。
WEB制作は値引き交渉が多かったり、制作スケジュールが非常にタイトな場合が多々あります。
「頑張れば出来なくもないけど…」ということもありますが、我慢し過ぎると必ず成果物に影響します。
プロとして引き受けた以上、しっかりと結果を残す覚悟で臨みますが、決められた時間・報酬の中で許容できるリソースは当然ながら限りがあります。
その範囲で最大限の努力をしても、依頼頂いた方に満足して頂けなかった場合はお互いにとって不幸です。
そんなことは絶対に避けたいため、「頑張れば出来なくもない仕事」は引き受けないようにしたいと考えています。
自分の強みである専門性を否定するつもりはありませんが、技術に固執し、それしかやらない姿勢も可能性を潰してしまうのかと思います。
これからは今まで培ってきた英語も積極的に使っていきたいし、他にやりたいこともたくさんあるので、せっかくなら挑戦していきたい。
自分自身でチャンスを潰すことのないように考えたルールです。
もう1つ理由があり、WEB制作自体はものすごく競合の多い仕事です。
それであれば専門性を突き詰めるよりも、他の要素を掛け合わせて、自分だけの強みを作っていくことの方がオリジナリティを持てますし、面白そうです。
以上、策定したマイルール(仮)でした。
考えてみると「やること」「やらないこと」が整理できて頭の中がスッキリしました。