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ボーダー イメージ リピート

border-image-repeatプロパティ

ボーダー画像はボーダー表示領域に合うよう自動的に伸縮して表示されますが、伸縮を行わずに画像の繰り返しを指定することも可能です。

  • 初期値

    stretch

  • 継承

    不可

  • 適用できる要素

    全要素

今回は次の画像をボーダーに適用することとして、何パターンか指定するコードを書いていきます。

ボーダーで使用するサンプル画像。縦横100px。

パターン1

次の例では全ての辺に対し、「stretch」を適用しています。
この値は、ボーダー画像の繰り返し表示は行わずに、自動的に伸縮して表示します。
値が1つの場合、全ての辺に同じ値を適用します。
初期値であるため、border-image-repeatプロパティを指定していない場合も同じ設定となります。

CSSコード例

border-width: 20px;
border-style: dashed;
border-image-source: url(https://gray-code.com/wp-content/uploads/2016/07/border-dot-sample.png);
border-image-slice: 20%;
border-image-repeat: stretch;

表示例:


パターン2

次の例では全ての辺に対し、「repeat」を適用しています。
この値は、ボーダーの表示領域がいっぱいになるまで画像を繰り返し表示します。

CSSコード例

border-width: 20px;
border-style: dashed;
border-image-source: url(https://gray-code.com/wp-content/uploads/2016/07/border-dot-sample.png);
border-image-slice: 22.8%;
border-image-repeat: repeat;

表示例:


パターン3

値は2つまで指定することが可能です。
2つ指定した場合、1つ目は上下の辺に、2つ目は左右の辺に適用されます。

次の例では上下の辺に対しては「repeat」を適用し、左右の辺に対しては「round」を適用しています。
round」は繰り返し表示に加えて、余分な隙間が生じないよう自動伸縮した状態で表示が行われます。

CSSコード例

border-width: 20px;
border-style: dashed;
border-image-source: url(https://gray-code.com/wp-content/uploads/2016/07/border-dot-sample.png);
border-image-slice: 22.8%;
border-image-repeat: repeat round;

表示例:


パターン4

次の例では全ての辺に対し、「space」を適用しています。
この値は、ボーダーの表示領域がいっぱいになるまで画像を繰り返し表示し、隙間が生じる場合は等間隔に空けて表示します。

CSSコード例

border-width: 20px;
border-style: dashed;
border-image-source: url(https://gray-code.com/wp-content/uploads/2016/07/border-dot-sample.png);
border-image-slice: 22.8%;
border-image-repeat: space;

表示例: