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かれこれ10年使い続けている自作PCについて

パソコンといえば断然自作でしょ!という自分。大学に入った年の夏休みに作ったPCも、気がつけば10年間使い続けています。そこで今回は、10年動き続けているPCについて記事にしてみました。

目次

スペック紹介

まずは簡単にスペックを紹介しておきます。

メイン

  • OS:WinXP
  • CPU:Core2Duo E6600 2.4GHz
  • マザーボード:ASUS P5K
  • メモリ:DDR2-800 Trancend 3GB
  • グラフィックボード:ATI Radeon HD3400
  • HDD:Seagate 320GB
  • 光学ドライブ:LG電子 DVDドライブ
  • フロッピードライブ:ノーブランド
  • 電源:550W
  • PCケース:GIGABYTE ポセイドン

オプション

  • CPUクーラー:Zalman製
  • サウンドボード:SoundBlaster XtreameAudio
  • ファンコン&温度測定器
  • HDDクーラー

こんな感じ。2006年の夏に作った時点では、まあメインストリームとしては良いかなーという、中の上ぐらいのスペック。HDDの容量が時代を感じる。

PCゲームは全くやらないので、グラボは全く拘っていません。あくまで表示用です。CPU、チップセット共にグラフィック出力の機能は付いていないので、画面に出力するには何にせよグラボが必要なのです。

ちなみに組み立てた当時はnVidiaのGeForce7600GSだったのですが、友人から誕生日プレゼントに譲っていただいたRadeonを装着。

組み立てた経緯

どうでもいいかもですが、一応この辺りも書いておきます。

組み立てた当時は、大学に入って初めての夏休みでした。この時は本当にコンピューターの勉強をしたく、「内部から根本的に色々と知りたい!」と思っていたことがきっかけ。それまでは普通にメーカー製のPCを使っていましたが自作PCへの憧れは抑えきれず、貯金を掻き集め、それでも足りないので親からお金を借りて、一から作ることを決心。

とりあえず「DOS/V パワーレポート」や「日経WinPC」、その他の自作PC系雑誌を読み漁って準備をし、初の秋葉原へ行ってお店を回りパーツを探しました。パーツを1つずつ徹底的に値段を比べながら歩き回っていたので大変だった。でも楽しかったなぁ。

1つのお店が全てのパーツが安いってことはあまり無くて、A店はメモリは安いけど、B店の方がハードディスクは安いなーとか、そんな感じです。それはそれで比較する楽しみがあって良いんですけどね。

とりあえずこんな経緯で、憧れから突っ走って組み立てた自作PCなのでした。

組み立ては何なく出来たものの、最初にLinux Fedoraをインストールしようとしたらうまくいかない…。背伸びしたかった時期で、何とWindowsOSを買っていなかったんですね。それで大学の教授に聞いてみたり、自分でネットやら書籍で調べて何度もトライすること数週間。原因はインストールしようとしていたLinuxが新しいチップセットに対応していなかったことでした。ショック。そして結局、WinXPのDSP版を買うという羽目に。笑

そんなトラブルに遭いつつも、WinXPは正常にインストールできて無事完成を迎えたのでした。物凄く嬉しかった。結構時間かかったくせに、妙な達成感から「PCって簡単に作れるんだなー」とか思っていたことを覚えています。

そして、この時にパーツ探しをしていたおかげで、秋葉原の電気街がすごく好きになりました。今でも月1ぐらいで通っていたりしています。なんか落ち着く。

全パーツの保証書が入った紙封筒とCPU取説。自己責任感が良い

今でも健在。が、そろそろ寿命か

そんな自作PCも組み立ててから10年が経ち、さすがに調子が悪くなってきました。起動中に突然落ちたりするので、電源かな…。

HDDもそろそろ怪しいですけどね。組み立て当時のものを未だにシステムドライブとして使っています。その後にちょくちょくHDDを買い足して今では4TBを誇りますが、システムドライブは変更なし。そろそろ世代交代をしたいところ。

最近の使用用途はWeb制作のブラウザ検証、音楽や映画の再生でした。我ながら堅実な使い方。オーバークロックとかはしていません、全く。

そんなわけで仕事の用途も少しはあったのですが、WindowsXPのサポート終了のおかげでブラウザ検証としての役目は終えました。IE9以降の検証は実家の別PCで行っています。

ということで、そろそろWindows10を入れたいこともあって、マシン自体を世代交代するべきだと本気で考えています。むしろ今すぐやるべき。

そんな時に自作PCで良かったーと思うのは、パーツを簡単に持ち越せるところですね。例えばHDDはもちろんですが、サウンドボードやらCPUクーラーやらは引き継げそう。ケースもこのままでいいかな。

チップセットとかはさすがに刷新する必要があるので、ほとんどのパーツは買い替え。でも見た目が変わらなかったり、前のパーツも活かせていたりと、割と「進化させてる感」あるのが気持ちの部分で嬉しいです。

調子が悪いときは内部を調整して治せる。世代交代も必要なパーツだけでOK。

進歩の早いITにおいて、以前のパーツを引き継いで新しいマシンに繋げていく。なかなか素敵なパソコンとの付き合い方だと思っています。
そして何より、純粋にマシンを愛でる楽しさが、自作PCにはあります。

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