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リファレンス
CSS
テキスト アライン ラスト
text-align-lastプロパティ
text-alignプロパティのような値を、最終行にも適用したい場合に使用します。
-
初期値
auto
-
継承
継承する
-
適用できる要素
全要素
値
次のような値を設定することができます。
- auto – 初期値。text-alignプロパティで指定した値をそのまま適用します。ただし、「justify」は引き継ぐことができません。
- start – 行の開始位置に揃えます。左から右へのテキストであれば「left」、逆であれば「right」となります。
- end – 行の終了位置に揃えます。「start」とは左右反対の位置です。
- left – 左揃え
- right – 右揃え
- center – 中央揃え
- justify – インラインコンテンツの左右の端が、ブロックコンテンツの両端に揃うように表示します。
パターン1
次の例では、text-alignプロパティで「justify」を指定し、text-align-lastプロパティで「auto」と「justify」を指定した例です。
1つ目は「auto」ですが、text-alignプロパティの「justify」は引き継ぐことができないため「left」で表示されています。2つ目はtext-align-lastプロパティで明示的に「justify」を指定しているため、最終行もテキストの幅に自動調整されてます。
CSSコード例
.sample_css1 .text1 {
text-align: justify;
text-align-last: auto;
}
.sample_css1 .text2 {
text-align: justify;
text-align-last: justify;
}
「text-align-last」プロパティの適用例です。「text-align」で指定した値を最終行まで含めて適用したい場合に使用します。
「text-align-last」プロパティの適用例です。「text-align」で指定した値を最終行まで含めて適用したい場合に使用します。
パターン2
次の例では、text-alignプロパティで「center」、text-align-lastプロパティで「right」を指定している例です。
対応しているブラウザでは最終行のみ「右寄せ」になりますが、未対応のブラウザではそれぞれ表示結果が異なります。Chromeではtext-alignプロパティの値を上書きする動作となり、FirefoxやSafariではtext-align-lastプロパティ自体は無視されます。
CSSコード例
.sample_css2 .text1 {
text-align: center;
text-align-last: right;
}
「text-align-last」プロパティの
適用例です。
「text-align」で指定した値を
最終行まで含めて適用したい場合に使用します。