最終更新日:
公開日:
基礎
CSS
CSSの文字コードについて
CSSの文字コード設定方法について、扱うことのできる文字コードとあわせて解説します。
この記事のポイント
- CSSで使う文字コードは「@charset "UTF-8";」を使って指定する
- 文字コードの指定は必ずCSSの先頭に記述する
CSSに文字コードを指定する
CSSは使用する文字コードを指定することができます。
通常は「UTF-8」を使用することが多いですが、環境にあわせて「Shift-JIS」や「ISO-8859-1」などを指定することができます。
文字コードの指定には次の2つのルールがあります。
- 「@charset "文字コード";」の形式で指定する
- 必ずCSSの先頭に記述する
文字コード | 指定例 |
---|---|
UTF-8 | @charset "UTF-8"; |
Shift JIS | @charset "Shift_JIS"; |
EUC JP | @charset "EUC-JP"; |
ISO-8859-1 | @charset "ISO-8859-1"; |
コード例
@charset "Shift_JIS";
body {
margin: 0;
padding: 0;
font-size: 100%;
background: #f7f7f7;
}
文字コードはCSS自体の文字コードを指定する必要があります。
HTMLの文字コードとは関係がなく、例えばHTMLが「UTF-8」でCSSが「Shift JIS」であっても文字コードの指定が正しければ表示に問題は起きません。
文字化けしてしまうのは、CSSを記述している文字コードが指定の文字コードと異なる場合です。
CSS自体は「Shift JIS」で記述しているのにも関わらず、「@charset "UTF-8";」と指定してしまうと、コメントに日本語を使っている際などに文字化けが発生します。