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Netflixオリジナルドラマ「火花」が面白かった

Netflixオリジナルドラマ「火花」が面白かった

Netflixオリジナル配信のドラマである「火花」。原作は「ピース」の又吉直樹さんが書かれた小説で、芥川賞を受賞したことでも有名な作品でした。今回はNetflixのドラマについての感想を記事にします。ネタバレあるので注意してください。

目次

観るきっかけ

こちらの作品が登場した当時は、こんなに早いタイミングで見るとは思いませんでした。Netflixは海外ドラマがオリジナルを含めて充実しているので、これらが落ち着いたら見ようかなーぐらいな感じ。それが、渋谷駅など都内の駅を歩いていたらポスターを結構見かけたんですね。かなり宣伝に力を入れてます。さらに、朝日新聞Digitalの記事で「火花の視聴者の半数は海外から見られている」という内容を読んで、俄然興味が湧きます。

「火花」視聴者半数は海外 ネットフリックス英語以外も – 朝日新聞Digital

ここまで注目されていると知ったら見ずには入られません。
とりあえず1話、2話を観てみることに。

そしたら、普通に面白かったです。

1話の冒頭のところでは個人的に入りこめなかったのですが、主人公が先輩芸人に弟子入りしたところから一気に引き込まれた感じがしました。

大まかなあらすじ

主人公は相方とコンビを組んでいるお笑い芸人。ユニットの名前は「Sparks(スパークス)」です。売れることを夢見て、日々お笑いの腕を磨きながらアルバイトをしてその日暮らしをしています。

そんなSparksが、とある花火大会に仕事で漫才をすることになるのですが、偶然同じ日に呼ばれて来ていた先輩芸人の漫才を見て、主人公は感動します。これが、主人公と先輩芸人との出会いでした。その日から主人公は先輩芸人に弟子入りし、頻繁に呑み行くようになります。

主人公の相方は、売れるためには世間(万人)受けするためなら妥協も必要と考える「現実を見ているタイプ」。一方で、先輩芸人は「我を貫くタイプ」で対照的な存在。主人公は、この2人と関わるうちに自分がどっちのスタンスで芸人としてやっていけばいいかを悩むようになります。

本音を言えば、憧れている先輩芸人のように自分に自信を持って、自分が面白いと思うネタを、ありのまま出していきたい。でも、相方が言うように分かりやすいネタにして、万人受けを狙わないと人気は出ない。テレビにも出られない。

そんな葛藤が続いていたところ、ある大会で漫才をしていて主人公は1つの選択を迫られます。考えてきたボケが2種類あって、1つは自分が面白いと信じているけど、万人受けではないボケ。もう1つは、相方が「分かりやすくて万人受けする」というボケ。主人公としては前者でいきたい。でも、明らかに後者の方が笑いは取れる。

主人公が選んだのは、後者の「笑いが取れるボケ」でした。
結果、会場は大爆笑。成功を収めます。

その後、Sparksは快進撃を続け、テレビ出演もできるようになっていきます。しかし、先輩芸人は世間から淘汰されていき、2人の呑みに行く機会も自然と減っていく。

少し時間が経って、久しぶりに先輩芸人と呑みに行くことになります。
そこへ登場した先輩芸人は、なんと主人公と同じ色に髪を染め、服装も似た雰囲気。理由を聞くと、人気が出てスポットライトを浴びている主人公が格好良いと思った、ということ。

この後も話しは続いていきますが、あらすじの紹介はここまで。

感想

全体的に、生きることの暖みが感じられつつも、現実の厳しさを描いている悲しいストーリーです。

主人公は先輩芸人の我が道を行く格好良さに惹かれ、自分もこうなりたいと考えながらも相方と漫才を作っていく。その過程で、多くに人に笑ってもらえる漫才と、自分らしい漫才のどっちを信じたからいいかの葛藤が描かれています。

主人公の髪と服装を真似した先輩からは、自分の面白さを分かってくれない世間に対する絶望感が感じ取れます。加えて、自分の考えを妥協してでも「万人受け」することを選んだ主人公に対し、逆に格好良いと思ってしまう。自分に絶対の自信を持っていても、世間に受け入れられなかったら何の意味もない。勇気ある人が「世間」に心を折られ、敗北する姿に何とも虚しい想いでした。

ストーリーは置いておいて、雰囲気はどこか懐かしい感じが漂っていて、映像自体が心地良いです。下町感というか、様々な居酒屋で交わされる持論トーク。「いつかは売れてやる!」という野望。こう言う日常感も見所です。

実は原作を読んでいない予備知識なしの状態で観ていましたが、これはドラマとして非常に面白かったです。全体で10話、各話が約50分なので全体で500分の映像でした。Netflixは1ヶ月の無料期間もあるので、この作品は是非観てみてほしいです。

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