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インプット

演劇「バルバトス」を観た

演劇「バルバトス」を観た

休みがあれば映画館へ行くのが自分の定番ですが、たまには新しいインプットをしようということで演劇「バルバトス」を観に行ってきました。結論は観て大正解だったので、熱が冷めないうちに記事にします。

目次

きっかけはツイッターから

普段はほぼ馴染みのない演劇ですが、こっそりフォローしていた「はるかぜちゃん(春名風花さん)」のツイートから、今回の「バルバトス」のことを知ったのでした。

はるかぜちゃんはキャラがぶっ飛んでいながらも実は結構シリアスなツイートでためになることも多いのでフォローオススメ。

僕自身は「ファン」と言うにはツイッターでしか拝見しておらず、いつかちゃんと役者なり声優なりで活躍してる姿を観てみたいなーと思っていました。
そこへツイッターで本人が「バルバトス」についてのツイートをされていたので、「これだ!」ということで観て参りました。

下北沢にある小劇場

劇場は地下にあります。

階段を降りるとすぐに小劇場

ところで「バルバトス」ってなに?

「バルバトス」。
ちょっと強そうな呪文みたいなタイトルですが、ストーリーは実際に起こったことのある「セイラム魔女裁判」のようです。

少女たちが被告とされた女を指差しながら悲鳴をあげる。その女が魔術を使っている、と。
少女たちの全身は痙攣し、法廷の床にのたうち回った。およそ常人らしからぬ形に手足が捻れた。
被告が身振り手振りに自らの潔白を主張すると、その手足の動きと寸分たがわぬ動きを少女たちが見せる。異様な光景だった。

オカルト クロニクル 「セイラム魔女裁判―清廉潔白のグロテスク」より引用

セイラム魔女裁判 – オカルト クロニクル

これは人狼ゲームみたいなものをイメージすると分かりやすいと思います。
人狼、というか魔女なのですが、魔女が誰なのかは分からない。
しかも皆んなが皆んな真実を語っている訳でもなく、それぞれ違うことを言っている。
誰が嘘を言っているかも分からない。
そんな状況。

それでも諸悪の根源である「魔女」は村から追放する必要があるため、疑わしい人は次々と罰せられていく…という残酷な話しです。
かなりドロドロ!

役者さんたちの演技に引き込まれる

邪なきっかけではありますが、いざ演劇が始まると一気に引き込まれました。
引力がやばいです。

最初にはるかぜちゃんを見つけた時こそは「うわ、本物だ!!ちかっ!!最高!!」という謎の興奮状態でしたが、5分も経過するとストーリーに集中。
どの役者の方の演技もすごい。
というか「凄まじい」と言った方が適切かもしれない。

座席とステージの距離が2メートルあるかな?ぐらいな距離なので、本当に半端じゃない迫力です。
開始前に、座った位置からステージの写真を撮りました。
少し分かりづらいですが、本当にすぐそこ。

座っている位置とステージの距離

はるかぜちゃんにどうしても目が行ってしまうものの、全体的に満遍なく観ることができたんじゃないかなーと思います。
声のトーン、表情、仕草が、直接自分の中に響いてくる感じ。
自然と熱い気持ちが込み上げてくる。

演劇って、ここまで心に刺さるんだな…と、映画やドラマを観ているのとは全く違う感覚を味わうことができました。
すごいわ本当。
帰りの電車はずっと熱いまま、むしろ爽やかな鬱になって気持ち良い状態。

配布されたチラシにはるかぜちゃんの今後の出演情報についても書かれていたので、これはまた観に行きたい。

はるかぜちゃんの今後の出演情報

他の劇団(?)の演劇も観に行ってみたい。
もっと観たい!

たまに新しいものへ飛び込んでみると、思いも寄らない感動に出会えることがありますね。
自分もまだまだ冒険が足りないと痛感した一日でもあるのでした。

ちなみに上演時間は2時間10分強、料金は予約していて4,000円でした。
当日券もわずかながらあるようです。(当日券は4,500円のようです)

バルバトス、お盆休みの期間中は開演しているのでオススメ。

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