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レシピ
配列
配列の指定した範囲を取り出す
array_slice関数を使って、配列の一部の要素を取り出す方法について解説します。
この記事のポイント
- 配列の一部の要素を取り出す
- 要素を取り出した後、元の配列から削除したい場合はarray_splice関数を使う
配列から要素を取り出す
array_slice関数を使うと、配列にある一部の要素を取得することができます。
コード例
$slice_array = array_slice($array, 1, 2);
3つのパラメータは前から要素を取り出す元となる配列($array)、開始する位置(1)、取り出す要素の数(2)を指定しています。
なお、要素を取り出しても元の配列には影響がなく、削除などもされません。
実際にコードで動作を確認してみましょう。
コード例
<?php
// 変数の初期化
$array = null;
$slice_array = null;
// 配列を用意
$array = array( 'Shibaken', 'Pomeranian', 'Golden retriever', 'Greyhound', 'Siberian husky');
// 配列から要素を取り出す
$slice_array = array_slice($array, 1, 2);
// 配列を出力
var_dump($array);
// 取り出した要素を出力
var_dump($slice_array);
$arrayの出力例
array(5) {
[0]=> string(8) "Shibaken"
[1]=> string(10) "Pomeranian"
[2]=> string(16) "Golden retriever"
[3]=> string(9) "Greyhound"
[4]=> string(14) "Siberian husky"
}
$slice_arrayを出力すると取り出した要素を確認することができます。
$slice_arrayの出力例
array(2) {
[0]=> string(10) "Pomeranian"
[1]=> string(16) "Golden retriever"
}
array_slice関数の実行後も$arrayには特に影響がないことが分かりました。
要素を取り出した後に、もし元の配列からは削除したい場合は似た名前のarray_splice関数を使います。
コード例
<?php
// 変数の初期化
$array = null;
$slice_array = null;
// 配列を用意
$array = array( 'Shibaken', 'Pomeranian', 'Golden retriever', 'Greyhound', 'Siberian husky');
// 配列の先頭から要素を取得
$slice_array = array_splice($array, 1, 2, null);
// 配列を出力
var_dump($array);
// 削除された部分を出力
var_dump($slice_array);
$arrayの出力例
array(3) {
[0]=> string(8) "Shibaken"
[1]=> string(9) "Greyhound"
[2]=> string(14) "Siberian husky"
}
$slice_arrayの出力例
array(2) {
[0]=> string(10) "Pomeranian"
[1]=> string(16) "Golden retriever"
}
array_splice関数は配列の要素を置き換える関数ですが、上記のように4つ目のパラメータに「null」を指定すると要素を取り出し、元の配列から要素を削除することができます。
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