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配列
複数の変数を1つの配列にする
compact関数を使って複数の変数を1つの配列に統合する方法について解説します。
この記事のポイント
- compact関数の基本的な使い方を確認する
- 実際に動くコードで実行結果を確認する
目次
概要
最初に、compact関数について解説します。
最低でも1つ以上の変数をパラメータに指定する必要があります。
2つ目以降は、必要な数だけ変数を指定することが可能です。
指定する変数名は通常の$varといった形ではなく、「"(ダブルクォーテーション)」で囲った名前で指定する必要があることに注意してください。
例えば、「$animal」という変数であれば、「"animal"」と指定します。
「$test_1」であれば「"test_1"」となります。
それでは、実際にコードの動作をみていきましょう。
変数を1つの配列へ統合
3つの変数を1つの配列に統合します。
PHP コード例
// 変数の初期化
$name = 'Alex';
$gender = 'men';
$age = 30;
$email = 'nickerdoodle@sample.co.jp';
$personalData = array();
// 変数を統合
$personalData = compact( "name", "gender", "age", "email");
var_dump($personalData);
実行結果
解説
上記のコードでは、4つの変数を$personalDataへ統合しています。
配列を使って統合する変数を指定
1つずつ変数で指定することも可能ですが、変数名を配列に格納して統合することも可能です。
PHP コード例
// 変数の初期化
$name = 'Alex';
$gender = 'men';
$age = 30;
$email = 'nickerdoodle@sample.co.jp';
$phone_number = '000-xxxx-xxxx';
// $emailと$phone_numberの2つを配列で指定
$hobby = array( 'email', 'phone_number');
// 変数を統合
$personalData2 = compact( "name", "gender", "age", $hobby);
var_dump($personalData2);
実行結果
解説
前から3つの変数は先述した指定方法ですが、$emailと$phone_numberの2つについては$hobbyに格納して指定を行なっています。
指定方法自体は同じで、$emailであれば"email"とする必要があります。