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現時刻のタイムスタンプを取得する

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現時刻のタイムスタンプを取得する方法について解説します。

この記事のポイント

  • nowメソッドはインスタンス不要で現時刻のタイムスタンプを取得できる
  • getTimeメソッドは時間を指定することもできる

タイムスタンプを取得する

Dateオブジェクトはタイムスタンプを取得するメソッドが2つ用意されています。
Dateオブジェクトのインスタンスを作成してから呼び出すgetTimeメソッドと、インスタンスを必要としないnowメソッドです。
得られるタイムスタンプ自体は全く同じです。

JavaScript コード例

// パターン1:静的メソッドでタイムスタンプ取得
console.log(Date.now()); // 1590766445980

// パターン2:インスタンスを作成してタイムスタンプ取得
let date = new Date();
console.log(date.getTime()); // 1590766445980

1つ目のnowメソッドは静的メソッドとして定義されているため、インスタンスを必要としません。
現時刻のタイムスタンプを手軽に取得できますが、パラメータによる時間の指定はできないため現時刻のみが対象となります。

2つ目のgetTimeメソッドはインスタンスが必要ですが、パラメータによる時間の指定も可能です。
また、次のようにすることでnowメソッドと同じような感覚でタイムスタンプを取得することができます。

JavaScript コード例

// 現時刻のタイムスタンプを取得
console.log(new Date().getTime()); // 1590766445980

// 指定した時間のタイムスタンプを取得(2000年4月1日 10:30)
console.log(new Date(2000,3,1,10,30).getTime()); // 954552600000

タイムスタンプの取得以外にDateオブジェクトのインスタンスを使わない場合は、上記のようにインスタンス作成とメソッドをセットで呼び出す形の方が便利です。

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