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配列
配列の長さを取得する
配列の長さを取得する方法について解説します。
この記事のポイント
- 配列の長さはArrayオブジェクトのlengthプロパティから取得する
- 多次元配列についてもlengthプロパティで長さを取得できる
目次
配列の長さを取得する
配列の長さはlengthプロパティで取得することができます。
JS コード例
let animals = [ 'cat', 'dog', 'mouse', 'fish', 'penguin'];
console.log(animals.length); // 5
Arrayオブジェクトのインスタンスであればlengthプロパティで配列の長さを取得できるため、以下のように多次元配列やオブジェクトを含む配列についても長さを取得することができます。
多次元配列の長さを取得する
多次元配列も配列なのでlengthプロパティから長さを取得できます。
今回は以下のような2次元配列で外側と内側の要素の長さをそれぞれ取得します。
JS コード例
// 2次元配列を作成
let test = [
[1,2,3,4,5],
[2,3,4,5],
[3,4,5]
];
// 外側の配列の長さを取得
console.log(test.length); // 3
// 内側の配列の長さを取得
console.log(test[0].length); // 5
console.log(test[1].length); // 4
console.log(test[2].length); // 3
配列の外側の要素と、内側の要素でそれぞれ長さを取得しています。
外側の要素は「[1,2,3,4,5]」、「[2,3,4,5]」、「[3,4,5]」の3つなので、lengthプロパティで「3」を取得することができます。
内側はtest[0]、test[1]、test[2]の長さを取得しますが、それぞれ要素の数が異なるため取得できる長さも異なる値を出力します。
以下のように3次元配列でも同じようにlengthプロパティで長さを取得できます。
JS コード例
let test2 = [
[
[1,2,3],[2,3,4],[3,4,5]
],
[
[2,3,4],[3,4,5],[4,5,6]
]
];
console.log(test2.length); // 2
console.log(test2[0].length); // 3
console.log(test2[1].length); // 3
console.log(test2[0][0].length); // 3
console.log(test2[0][1].length); // 3
console.log(test2[0][2].length); // 3
多次元配列は4次以上の配列になっても、上記と同様に各配列でlengthプロパティから長さを取得することができます。
オブジェクトを含む配列の長さを取得する
配列が要素の中にObjectオブジェクトを含む場合についても長さは取得することができます。
ただし、Objectオブジェクトのプロパティ数はlengthプロパティで取得することはできません。
JS コード例
let test2 = [
{
id: 150001,
username: 'cat',
type: 3,
regist_datetime: '2018-01-01 10:20:00'
},
{
id: 150002,
username: 'dog',
type: 2,
regist_datetime: '2018-01-03 11:22:00'
},
{
id: 150002,
username: 'mouse',
type: 1,
regist_datetime: '2018-01-04 12:30:00'
}
];
// 配列の長さを取得
console.log(test2.length); // 3
// オブジェクトの長さ(プロパティの数)は取得できない
console.log(est2[0].length); // undefined
Objectオブジェクトにlengthプロパティを参照すると「undefined」が戻り値となります。
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