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図やグラフに対してテキストを回り込ませる
CSSのfloatプロパティを使って、図に回り込む形でテキストを流し込む方法について解説します。
この記事のポイント
- floatプロパティの扱い方が分かる
- figure要素とfigcaption要素を組み合わせて使用する
floatプロパティでグラフを配置する
グラフ(画像で配置)をfloatプロパティで右側に配置し、左側の空間にテキストを流し込みます。
グラフの部分はfigure要素、グラフのキャプション(説明文)をfigcaption要素でマークアップします。
HTMLのコード例
<h2>グラフに対してテキストを回り込ませる</h2>
<figure><img src="./images/pic_graph.png" alt="閲覧者の性別割合"><figcaption>閲覧者の性別割合</figcaption></figure>
<p>当サイトの閲覧者の性別は男性が75.4%、女性は24.6%となっています。</p>
<p>2016年は男性が81.8%、女性は18.2%、2017年が男性79.4%、女性20.6%と年々少しずつ女性の比率が高まってきており、女性のプログラマーが徐々に増えてきている可能性を示唆しています。</p>
CSSのコード例
p {
margin-bottom: 15px;
line-height: 1.6em;
}
figure {
float: right;
margin: 0 0 15px 15px;
width: 30%;
}
figure img {
margin-bottom: 10px;
max-width: 100%;
}
figcaption {
font-size: 72%;
text-align: center;
}
figure要素に「float: right;」を指定して右側に配置しています。
子孫要素であるimg要素は表示最大幅を親要素の幅となるように指定し、さらにキャプションとの距離をmargin-bottomプロパティを使って調整しています。
グラフのキャプションを表すfigcaption要素はデフォルトだと左揃えの表示になるため、「text-align: center;」で中央揃えにしています。
あわせて、文字サイズも本文より小さくなるように調整しました。
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