fontプロパティに指定できる値
fontプロパティには次のプロパティの値を一括で指定することができます。
プロパティ | 内容 |
---|---|
font-styleプロパティ | フォントスタイルを指定 |
font-variantプロパティ | スモールキャップの指定 |
font-weightプロパティ | フォントの太さを指定 |
font-sizeプロパティ | フォントのサイズを指定 |
line-heightプロパティ | 行の高さを指定 |
font-familyプロパティ | フォントの種類を指定 |
これらのプロパティのうち、font-sizeプロパティとfont-familyプロパティの指定は必須になり、さらにfont-familyプロパティの指定は一番最後にする必要があります。
font-sizeプロパティとline-heightプロパティの2つを並べて指定する場合は、値の間に「/(半角スラッシュ)」が必要です。
使用例1: font-sizeプロパティ、font-familyプロパティを指定
font-sizeプロパティとfont-familyプロパティを指定する例です。
font-familyプロパティは「,」で区切り、複数指定することが可能です。
CSS コード例
.text1 {
font: 30px 'Noto Serif JP',serif;
text-indent: -0.1em;
color: #222;
}
HTML コード例
<p class="text1">こちらはフォントのCSSのためのサンプルです。Cascading Style Sheet.</p>
使用例2: font-weightプロパティ、font-sizeプロパティ、line-heightプロパティ、font-familyプロパティを指定
font-weightプロパティ、font-sizeプロパティ、line-heightプロパティ、font-familyプロパティを指定する例です。
font-sizeプロパティとline-heightプロパティは「/」で区切って指定します。
CSS コード例
.text2 {
font: 700 30px / 1.2em 'Noto Serif JP',serif;
text-indent: -0.1em;
color: #222;
}
HTML コード例
<p class="text2">こちらはフォントのCSSのためのサンプルです。Cascading Style Sheet.</p>
使用例3: 全てのプロパティ
fontプロパティで指定できる全てのプロパティの値を指定する例です。
CSS コード例
.text3 {
font: italic small-caps 700 30px / 1.6em 'Noto Sans JP',sans-serif;
text-indent: -0.1em;
color: #222;
}
HTML コード例
<p class="text3">こちらはフォントのCSSのためのサンプルです。Cascading Style Sheet.</p>