HTML & CSS

break-afterプロパティ

  1. 最終更新日:
  2. 公開日:

段組みの中のブロックレベル要素に対し、印刷時の改ページや段の区切り方を指定するプロパティです。こちらのプロパティは直後の要素に対して適用します。反対に、直前の要素に適用したい場合はbreak-beforeプロパティを使用します。

  • 初期値

    auto

  • 継承

    不可

  • 適用できる要素

    ブロックレベル要素

次の値を指定することができます。「改ページ」は印刷時に適用されます。
2016年9月時点では、Firefoxは対応していません。

  • auto - 改ページや段の区切りを指定しない。初期値。
  • always - 改ページや段の区切りについて指定。
  • page - 強制的に改ページをする。
  • column - 強制的に段を区切る。
  • left - 改ページを行い、次のページが右側に来るように指定。
  • right - 改ページを行い、次のページが左側に来るように指定。
  • avoid - 改ページや段の区切りを行わないようにする。
  • avoid-page - 改ページをしないようにする。
  • avoide-column - 段の区切りをしないようにする。

パターン1

値に「page」を指定している例です。
Webページの表示には影響しませんが、印刷時に改ページを適用します。

指定した値は直後の要素に適用されます。
次の例では、p要素の後ろにあるh2要素に適用しています。

CSS コード例

section {
  column-count: 3;
}
.box1 p {
  break-after: page;
}

HTML コード例

<section class="box1">
  <h2>タイトル1</h2>
  <p>ちゃんと観光地として歩いた川越街道は、昔ながらの街並みをゆったり楽しめる場所でした。</p>
  <h2>タイトル2</h2>
  <p>ちゃんと観光地として歩いた川越街道は、昔ながらの街並みをゆったり楽しめる場所でした。</p>
</section>
pageを指定
表示例

パターン2

値に「column」を指定している例です。
段組を区切ることができます。

CSS コード例

<style>
section {
  column-count: 3;
}
.box2 p {
  break-after: column;
}

HTML コード例

<section class="box2">
  <h2>タイトル1</h2>
  <p>ちゃんと観光地として歩いた川越街道は、昔ながらの街並みをゆったり楽しめる場所でした。</p>
  <h2>タイトル2</h2>
  <p>ちゃんと観光地として歩いた川越街道は、昔ながらの街並みをゆったり楽しめる場所でした。</p>
</section>
columnを指定
表示例

記事一覧