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ホームページ運用に必要なもの。発生する費用

ホームページ運用に必要なもの。発生する費用

パソコンがスマホで多くの人がインターネットに繋がり、気が向いたらいつでも・どこでも「ググる(Googleで検索することを言います)」ことが当たり前になっています。そんな中、ビジネスをするうえでホームページを持つことはもはや必須条件とも言えます。しかし実際に何から始めたらいいのか分からない。そんな方のために、ホームページ運用をするうえで必要なものと、発生する費用を解説します。

目次

ビジネスにおいて必須ツールのホームページ

どんな業種であっても多くの場合、自身が提供しているサービス・商品を顧客へ宣伝する機会があると思います。チラシ、パンフレット、テレビやラジオのCM…宣伝方法は様々。このような宣伝方法の中でも、特に重要な存在になったのがホームページ(Webサイト)だと思います。

理由は冒頭で述べた通り、多くの人々がパソコンやスマートフォン、タブレットなどを当たり前のように持つようになり、思いついたらすぐにググって調べることができるようになりました。通勤・通学の移動中、テレビを見ながら、ご飯を食べている時…本当に時間や場所を問わず調べ、さらに気になったものについては商品を購入したり、予約をしたり、次のアクションに繋がっていくことも。

非常に重要なホームページですが、実際に自分で運用するとなると、何から手をつけたら良いのか難しい。そこで今回は、基本的なコーポレートサイト(会社のホームページ)やブログを立ち上げることを前提に、基本的に必要なもの、そしてそれらを運用する費用についてを解説していきます。

必要なもの

ホームページ運用に必要なものは次の4つです。

  • サーバー
  • ホームページ(ファイル)
  • ドメイン
  • SSL証明書

1つずつ見ていきましょう。

サーバー

ホームページを公開するうえで欠かせません。インターネット上の場所を提供する、言わば「不動産」みたいな存在です。誰がいつでも閲覧できるように、24時間ずっと動いている必要があります。

ほとんどの場合、サーバーを提供している会社から借りてくる「レンタルサーバー」を利用する形となります。レンタルサーバーにはいくつか種類があり、詳しくは別記事「失敗しない!ベストなレンタルサーバーを選ぶポイント」をご覧ください。

ホームページ

訪れたお客様にご覧いただく内容(コンテンツ)となります。
商品情報、会社の紹介、お問い合わせの連絡先などお客様へ伝えたい内容を掲載します。最近はシステムを組み込んだものが主流となっており、ホームページを見たら商品をそのまま購入することができたり、サービス(美容院など)の予約を申し込むことができるなど、興味を持って頂いたお客様がスムーズに次の行動へと繋げられる、便利な工夫が組み込まれています。

基本的に、その道のプロで無ければホームページは外注(アウトソーシング)することが多いと思います。腕に自信があれば自身で作ることも可能です。ただし、ホームページのクオリティがショボいとお客離れ、イメージダウンに直結するので注意してください。

身近にホームページ制作の仕事をしている人がいない場合でも、最近はクラウドワークスランサーズなどインターネット上から制作発注する仕組みが整っています。制作してくれる人を募集する際に、自分の予算を伝えられることも安心できるポイントです。良い人に発注することができたら、長く付き合っていくことも可能です。

ドメイン

こちらもホームページを公開するうえで必須です。インターネットで色々なページを見ていると、ブラウザの上部に「http://yahoo.co.jp」などの文字列が記載されているのを見たことがあると思います。これはURLと呼ばれるもので、このURLに一致したホームページが呼び出される仕組みになっているのです。

URLの「http://」より後ろの部分に書かれた「yahoo.co.jp」が、ドメインと呼ばれるものになります。このドメインはホームページ毎にオリジナルである必要があるため、新しく開設するにあたって必ず必要になってきます。しかし、上記のレンタルサーバーの中には、サービスの一部としてすぐに使用できるドメインを自動で割り振ってくれる場合があります。(いくつかの選択肢から選べる場合もあります。)その場合は、そちらを使うことも可能です。

親切なサービスではありますが、基本的には自身でオリジナルのドメインを取得することをお勧めします。理由は希望するキーワードで世界に1つのドメインを取得できることと、サービスで受け取ったドメインは全く関係のないワードが混じってしまうことが多いためです。ドメインは運用する月日も重要な要素であるため、もし本気でビジネスをするならばちゃんと取得するようにしましょう。

ドメインの取得はお名前.comが最も有名で便利です。価格もリーズナブル。管理画面も非常に使い易いため、ホームページ制作会社でもよく使われます。

SSL証明書

名前は少し難しそうですが、こちらもインターネットを使っているとよく見かけるものです。ショッピングサイト(amazonなど)やSNSを使っていると、先頭が「https://」(小文字のsが入る)が入ったURLをよく見かけると思います。このURLは鍵マークが付いていたり、緑色で囲まれている場合もありますが、これは通信が保護された状態であることを示しています。

通常、インターネットで閲覧するページは通信が保護されていません。しかし、SSL証明書が使われたホームページは通信を保護することができ、お客様がメールアドレスや氏名を入力するときに安心していただくことができます。

必ず用意しなければならないものではありませんが、企業や国の機関が個人情報漏洩で問題になっている以上、1つの安心材料として導入されることを強くお勧めします。インターネットになれた世代ですと、これが入っていないだけで離脱するケースも多いです。

運用にかかる費用

最後に、仮に1年間運用するとした場合に発生する費用を計算してみます。税込み価格、支払いは年1括とします。

  • サーバー – 16,200円(初期費用を含む)
  • ホームページ(外注した場合の制作費) – 300,000円
  • ドメイン – 680円
  • SSL証明書 – 1,620円

合計:318,500円

制作費はホームページの規模や業種によって異なりますが、大体このぐらい見ておくと健全です。先述の通り、クラウドワークスなどを利用すると予算内での制作発注も可能です。

制作費、およびサーバーの初期費用は開設当初のみに発生するので、それらを除くと年間15,260円です(※サーバーは税込み月1,080円x12ヶ月です)。オーソドックスな構成だと、上記程度の費用が発生すると見積もってください。

重視するポイントによって費用も変わってきます。費用をもう少し抑えたい場合はSSL証明書を使わず、レンタルサーバーももう少し安いものを使うことができます。

ドメインだと末尾が「.com」なら680円で取得できますが、「.jp」だと2,580円掛かってしまいます。SSL証明書も簡易なもので上記の料金ですが、実在証明をすると数万円、10万円以上のものまでと大変幅広いラインナップです。この辺りは予算の範囲で必要なものを選んでいく必要があります。

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