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「デジモンアドベンチャーtri. 第1章&第2章」を観た

「デジモンアドベンチャーtri. 第1章&第2章」を観た

「tri.」はデジモンアドベンチャーシリーズの最新作にあたり、選ばれし子供たちが高校生になった後を舞台にした劇場版です。ネタバレなし。

目次

デジモンアドベンチャーシリーズについて

「デジモンアドベンチャー」は、1999年3月〜2000年3月の間にテレビアニメとして放映されました。

本作は8人の「選ばれし子どもたち」がそれぞれのパートナーデジモンと一緒に、デジタルワールドとリアルワールド(現実世界)を舞台に、世界を支配しようとするデジモンから世界を守る冒険譚。当時の選ばれし子どもたちは小学生でした。

放送終了後、シリーズ続編となる「デジモンアドベンチャー 02」が始まります。02では新たな選ばれし子どもたちが登場しますが、前作の子どもたちも先輩として登場します。その時は中学生になっていました。

02の後に放送された「デジモンテイマーズ」は設定が一新され、今までのシリーズとは完全に切り離した形となりました。

本作「tri.」は、根強い人気があった初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの選ばれし子供たちが高校生になった後を描いています。

tri. 第1章 「再会」

第1章のメインビジュアル

第1章は、8人の選ばれし子どもたちが高校生になり、それぞれがどんな生活をしているかを追っていきます。大体は昔のまま成長した感じなので、結構予想できる範囲ではあります。特にガリ勉だった丈は本当そのまま。東大目指して勉強しまくってる。

本作はリーダーキャラであった八神太一と、ライバルであり良き友人でもある石田ヤマトが主役。

ヤマトは以前のまま我が道を行ってますが、太一は高校生になって色々と責任感やら背負いこむものについて考えるようになっています。そして心の葛藤があり、なかなか前に進めないという感じ。この2人が衝突しながらも、現実世界に再び現れ、暴れまわるデジモンを倒すべく立ち上がるというストーリー。

tri. 第2章 「決意」

第2章のメインビジュアル

第2章は、アメリカ帰りの太刀川 ミミ(たちかわ みみ)と、ガリ勉キャラの城戸 丈(きど じょう)が主役です。

ミミは自身の性格について悩み、丈も「大学受験」という絶対に失敗してはならないというプレッシャー、そして「大人にならなければならない」という現実の壁に直面します。丈とゴマモンのやり取りはすごく生々しくて、共感できる人も多いはず。

2作を観て

「tri.」は全6編からなるシリーズ続編の劇場版で、3分の1にあたる第1章と第2章を観ました。

まず最初に感動したのが、デジモンたちの声(声優陣)が変わっていないこと。僕が小・中学生のときのままでした。この選ばれし子どもたちのパートナーデジモンは全部で8体いるのですが、全員声が変わってないってすごい。完全にバイアスかかってますけど感動。

作品としても、こういう昔やってた作品の復刻&続編ものって「なんか違う」感がほとんどってイメージでしたが、デジモンアドベンチャーは全然違いました。ちゃんと繋がっていて、さらに前に進んでる。

メインビジュアルの画像がめちゃくちゃ綺麗だし、ストーリーも「これから大人になる」という高校生の精神面にフォーカスしていて奥が深いです。じわっとくる。

しつこいですが、やっぱり丈の「失敗できない」という、結果を出さないといけないプレッシャーとの葛藤が一番の見どころ。

個人的に好きなキャラクターは光子郎だったのですが、彼は順調にハッカーの道を突き進んでいて何の心配もいりませんでした。「一回ぐらい挫折した方が人間らしいぞ」とか思いながら見守っています。抜群の安定感なので、彼はこのまま出世してビル・ゲイツになりそうな勢い。

第3章は劇場での上映期間が終わり、年明けにレンタル開始になります。そして第4章は2017年2月25日(土)から上映予定です。どちらも楽しみですね。

ちなみに僕は第1章、第2章ともNetflixで観ました。おそらく2017年1月あたりに第3章も配信されると思います。

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