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日本にもカジノがやってくる?

今話題になっている「カジノ法案」。以前から、日本にもいずれカジノが出来るような話しはありましたが、特に具体的な動きはありませんでした。しかし今回は、2020年の東京オリンピックという追い風もあって、かなり手応えのある印象。今回はそのことについて書いていきます。

カジノ法案には賛成

最初に個人的な意見を述べておくと、僕はカジノ賛成派
なので、今回の動きはかなり歓迎ムードです。
(ちなみに、プレイヤーとしては勝った試しがないので嫌いです)

歓迎したい理由は2つあって、1つは「外資を稼げる」から。2つ目は「統合型リゾートは普通に楽しい」からです。

外資が稼げるようになる

もしカジノができたら、日本を客観的に見ている海外の人からすると魅力がグッと増します。

日本はそもそも観光地として魅力がある、と日本人は主観的に考えていると思います。実際に、独特の文化、趣は素晴らしいですし、海外からのリスペクトが多いことも事実。僕もこの点は誇りに思っています。

でも実は、多くの海外の人からすると、日本って一番に行きたい国ではないんです。漠然と良い印象を持っていることは多いけど、「いつか行けたらいいなー」ぐらいなポジション。これは立地も関係してるでしょうね。

なので、客観的に観光地としての魅力は確実に増すわけです。
訪日観光客も確実に増える。

「カジノなんて他の国にもあるじゃん」という考えもありますが、僕は日本ならではのカジノが絶対にできると楽観視しています。

最初はアメリカや中国の企業が出資して建設する予定のようなので、確かに「イメージ通り」のカジノができるかもしれません。でも、そこから派生していくのが日本の面白いところ。サブカルとミックスした、ゲームセンターとカジノの中間のような施設が増えることを楽しみにしています。

カイジに出てくるみたいなカジノはできないでほしいなぁ。

統合型リゾートはカジノ目的じゃなくても楽しい

ラスベガスのカジノへ行った時、施設のグレードのわりにホテル代がめちゃくちゃ安くて驚きました。同じ思いを経験された方も多いはず。

統合型リゾートはショーやショッピング、食事も楽しめるので普通にめちゃくちゃ楽しいんです。つまり、「カジノ抜き」で考えたら値段の割に満足度が高い時間を過ごせる、と。休日のアウトレットとかめちゃくちゃ混んでますけど、その強化版みたいな感じになりそう。

他にも安倍首相が主張している「雇用が増える」とか、色々メリットあると思います。反対にデメリットがあるとしたら、治安維持あたり。あとは建設する場所によっては、他の被害も出てくるかもしれません。

まあ僕は本当にギャンブル運が皆無なので、カジノへプレイヤーとして積極的に参加したいとは思っていません。でもパチンコとかスロットとか、宝くじとなにが違うのかがさっぱり分からないわけです。パチンコがありで、なんでカジノがダメなの?

先進国でカジノがないのは日本だけ

そもそも、先進国でカジノが合法である国は非常に多いです。特に、G7(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、そして日本)でカジノがないのは日本だけ。

世界的にみて、カジノ運営はごく普通のものなのです。なのでむしろ、「なんで日本にはないんだ?」という感じかも。

自国民には制限を

今回のカジノ法案、当然ですが手放しで喜んでいる訳ではありません。カジノへの入場は日本人だろうがパスポートなんかの身分証提示は必須だと思いますし、シンガポールのように入場料を払う形にするのも有効かもしれませんね。毎日行くような場所とも違うので、そういった適度な距離感を保つ仕組みは欲しいところ。近くにあったら隙間時間にふらーっと足を運んじゃう人もいるはずなので。
そのあたりのギャンブル依存に関するケアについてはしっかり整えてほしいところです。

次の記事は2015年4月と少し前になりますが、今回のカジノ法案に関する構想部分が書かれています。
東京五輪を視野にカジノ法案再提出へ – 日本経済新聞

こちらは本日の記事
首相「投資・雇用生む」 カジノ法案で応酬 – 日本経済新聞

こちらは朝日新聞の記事。安倍首相、奮闘している
首相、カジノ法案「雇用につながる」 週内成立めざす – 朝日新聞DIGITAL

なんか最近の国会、ラグビーみたい。強行採決して、そのまま押し切る。

皆さんはカジノ法案、賛成ですか?反対ですか?

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