ケースバイケースでどちらも読む
本を読むとき、普段は紙の冊子で読んでいますか?
それともKindleやKoboなどの電子書籍端末か、タブレットやスマホなどで電子書籍を読まれていますか?
どちらで読むかは個人の嗜好によると思いますが、自分はどっちなのかというと「どっちも派」。
なんか電子書籍推しな記事を前に書いたような...と探してみたらやっぱあった。
その記事はこちら。「Kindleを2年間使ってみて、絶対に使った方が良いと思う理由」
今でも電子書籍はガンガン活用した方が良い!と思っている。
でも、だからと言って全部を電子書籍で読もよう!とは言い切れず、ケースバイケースで使い分ける方が良いというのが今回の内容。
電子書籍のメリットとデメリット
まずは電子書籍のメリットから挙げてみます。
自分の場合はKindleで読んでいるので、電子書籍専用の端末から感じるメリットになります。
以前の記事と重複してしまうけど、次の4つ。
- 目に優しい
- 本が安い
- 端末1台でたくさんの本を持ち歩ける
- バッテリーの持ちが長い
バッテリーは2週間ぐらい持つし、とにかくたくさんの本を持ち歩けるので最高に便利。
もし読んでいる本が途中で飽きても、別の本にすぐ切り替えられるのも本当に良いです。
バッテリーの持ちなんかは端末によるので、スマホで読む場合は電池の消耗はあるかもしれません。
次にデメリット。
- 解像度が高くないので、写真や図解、グラフが読みづらい
- 基本的にモノクロ
- なんの本を買ったか忘れる
- 紙の質感がない
電子書籍端末はE-Inkを使っているものが多いですが、現時点ではカラー対応していません。
基本的にはモノクロ。
そのため、図解が多い本には不向き。
今後、カラー対応したら嬉しいですね。
3つ目の「どの本を買ったか忘れる」はあるあるですが、長所と短所は裏返しということで。
50冊を超えたあたりから本当に何買ったのか忘れます。
4つ目の「質感」は物理的な問題なので当然ですが、装丁が好みの本だったりするときは物理的な書籍の方が読むモチベーションが続いたりします。
紙の書籍のメリットとデメリット
続いて、紙の書籍のメリットを考えてみます。大きくは次の4つあたりかな。
- 写真や図解があると綺麗
- 色がある
- 逆引きがしやすい
- コレクション要素がある
Kindleばっか読んだ後に紙の本を手に取ると、「やっぱ写真あると良いわー!カラフルで分かりやすい!」と感じます。
やっぱりイメージ色が付いていた方がイメージしやすい部分はありますね。
「逆引きしやすい」は技術書とかでよくあるのですが、ある目的(課題)に対するヒントが欲しいとき。
紙の書籍だとページをパラパラっとしながら「ぼんやり探す」ができるので、意外と紙の方が目的のページに辿り着きやすいことがあります。
読み慣れている本(辞書など)だったらなおさら。
では、デメリットは何か。
- 重い
- 脆い
- 手に取るまでの手間
- ハズレを引いた時の寂しい気持ち
まあ物理的なので当たり前ですが、紙の集合物体なので重いです。
そして紙の1枚1枚は脆い。
カバンに入れておくと普通に破けてしまったりします。
3つ目と4つ目も物理的に存在する故のデメリット。品薄の本だと手に入れるのに時間がかかってしまったりするし、読みたい本が読んでみたら全然面白くない時の処分どうしよう...が結構面倒。
電子書籍なら購入すると端末にすぐダウンロードされるし、面白くなかったら端末から削除すればOK(いつでも復帰可)。
結局、どっちが良いの?
さて、電子書籍と紙の本のメリット&デメリットをそれぞれ挙げてきましたが、最後に使い分けについて。
基本的には図解や写真の少ない書籍は電子書籍で読み、色があった方が内容が分かりやすい場合、または装丁が好みだったら紙、という感じかと思います。
単純に電子書籍がない書籍もあるので、その場合は紙で致し方なし。
正直、ほとんどの本って読み返すことは無いと思います。
なので僕はほとんどの場合、嵩張らない電子書籍で読むようにしています。
電子書籍の方がいくらか安いので、紙の本を読んで古本屋に売るまでの手間を考えると金額的にはドッコイドッコイですが、手間がかかりません。
アマゾンのプライム会員だとKindleはいつでも安く買えるので、もし興味があったらKindle + 無料の電子書籍で試してみてください。
思ったより自然な読書体験で、すんなり馴染めると思います。
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